東日本本部 東北支社 社会施設技術課 玉田 尚也

玉田 尚也 Naoya Tamada

東日本本部
東北支社
社会施設技術課

2015年4月入社
工学部 電気電子システム学科卒

  • ※掲載内容は2023年2月時点のものです。
  • ※所属組織名称は、2023年4月時点のものです。

重圧をはねのけ、
大規模なメンテナンスに挑む。

あなたの今の仕事は?

東北のUPSを支える一員として

私は技術者として、様々な施設に導入されているUPS(無停電電源装置)の点検管理を行っています。UPSとは、停電や瞬時電圧低下など商用電源に異常があった際に、蓄電池に蓄えたエネルギーを負荷機器へ安定的な電源を供給する装置です。例えば病院や放送局などでは、電力を少しの間も止められません。停電が起きた時に、非常用発電機が立ち上がるまでの約1分間をなんとか持ちこたえさせるセーフティネットがUPSなのです。
東北支社は人がそう多くないこともあり、技術者の担当範囲は広めです。基本的にはメンテナンスやトラブルのために各地の現場へ赴くのが仕事ですが、社内で作業計画を立てたり、部品の発注や請負会社への手配を行ったりもします。

MPECを選んだ理由

フィールドエンジニアとして活躍したい

父が現場仕事をしていたこともあり、「デスクワークをするより現場で働くエンジニアになりたい」という気持ちは早くからありました。私と同じ高校の電気科を出てエンジニアをしている兄の影響もあって、この道に進んだのは自然な流れでした。
もともと高校を出たらすぐに就職するつもりでしたが、数学や物理の勉強が思いのほか面白く、大学で更に学びたいと思い、電気電子システム学科に進学することにしました。MPECの存在を知ったのは、大学の就職説明会で社員から話を聞いたことがきっかけです。現場に出て作業ができるのは自分に合っていそうだなというのと、他の工事関連の企業だと一つの現場につきっきりになるようだったので、いろいろなところを回れるMPECの仕事がいいなと感じました。

あなたにとって
“やりがい”とは

達成感というよりは安堵感

この仕事におけるやりがいは、大きなプロジェクトを成功させる達成感というよりも、大がかりなメンテナンスを滞りなく無事に終える安堵感に近いものです。UPSの点検は、電源を供給したまま行うことがほとんどです。電源をストップすることが許されず少しのミスもできません。もちろん万全を期してメンテナンスしますが、UPSを停止、起動したときに、正常に動作しなかったらどうしよう、もし不具合が出たらどうしよう、という緊張感は常にあります。動き続けているものを止めてチェックするので、そうしたプレッシャーはずっと拭えません。
だからこそ、無事に終えられた時の安堵感や充実感は大きいと感じます。私が担当している大型のデータセンターのメンテナンスも、年に1回、数箇月にわたる大仕事です。もちろん重圧もありますが、山場を超えると「今年も無事に乗り切れた」と、肩の荷が下りたような気持ちになります。

これからの目標を
教えてください

新たな設備の工事に挑戦したい

既存設備のメンテナンスにはだいぶ慣れてきたので、今後は設備を更新する際の工事にもチャレンジしてみたいです。更新工事は古い装置を撤去して新たな装置を据え付けるという作業で、これまではほとんど携わったことのない仕事になります。当然仕事の流れは大きく異なりますし、UPS以外の装置も関わってくるので、勉強の範囲も一気に広がります。これまでの経験が全く役に立たないということもないのですが、基本的には一から勉強し直すようなイメージです。同時に、それが楽しみでもあります。
工事の担当者になるためには、社内外の資格がいくつか必要になるので、現在はそれらを取得するために勉強中です。入社8年目になりますが、まだまだ挑戦できることがあるのはうれしいですね。

先輩からのメッセージ

学べる環境を活かしてほしい

学習意欲が高い人、向上心が強い人には、ぜひ入社をおすすめしたいです。MPECは教育機会が充実していて、通常業務とは別に自主的にいろいろな研修を受けられます。そこで受け身になってしまうと、せっかくの環境を活かしきれません。私の場合は、60人ほどの同期のなかで先んじて一人前になりたいという気持ちが勉強のモチベーションになっていました。
性格的な向き不向きでいうと、「アグレッシブに契約をとりまくる」、「まったく新しいものを創造する」というハードさはないものの、「絶対にミスをしないぞ」という責任感は求められます。そういう意味では、アルバイトや部活、勉学などでしっかり努力してきた人の方が向いているかもしれません。体力はそこまで必要ではありませんが、精神的にタフな方が入ってきてくれると私たちとしても心強いです。

1⽇のスケジュール

東日本本部 東北支社 社会施設技術課 玉田 尚也
  1. 現場へ到着
  2. お客様と作業前ミーティング、
    作業員全員での朝礼・ TBMKY (危険予知)
  3. UPS設備停止操作
  4. 点検作業開始、
    無電圧を確認し
    清掃・目視・増締め確認
  5. 昼休み
  6. 絶縁抵抗測定・ UPS に受電して
    電気試験(各種データ測定)
  7. 点検作業終了・
    無負荷でのエージング
  8. UPS設備復旧操作
  9. お客様へ点検結果報告、後片付け
  10. 翌日の現場へ移動もしくは帰社

オフタイムの過ごし⽅

年2回、ボーナスが入ると家族で旅行に行きます。
有名な観光地を巡り、夜は温泉旅館で地元の食材を使った料理を堪能します。
温泉で日頃の疲れを癒し、
美味しい料理でストレス発散です。

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