エンジニアリング本部 発電・産業システム事業所 発電技術部 発電システム試験課 丸山 千穂

丸山 千穂 Chiho Maruyama

エンジニアリング本部
発電・産業システム事業所
発電技術部
発電システム試験課

2022年度入社
理工学部 エネルギー機械工学科卒

  • ※掲載内容は2023年2月時点のものです。
  • ※所属組織名称は、2023年4月時点のものです。

座学と実践の両輪で、
仕事の基本を確実に

あなたの今の仕事は?

2年間の研修で、エンジニアリングの土台づくりを

2022年に入社したばかりで、現在は実習生として様々な業務を体験しています。2年間は数箇月おきに新たな現場に入り、研修を受ける予定です。
私が配属されたエンジニアリング本部は、技術の専門職が集まる部署で、その中でも火力発電技術をメインとする課に所属しています。現在携わっているのは、発電所の稼働状況を監視するための制御盤の試験です。
2年間の研修期間が終わると、実際の所属グループが決まります。私の課にあるのは、制御・計算機、監視・保護という2つのグループです。
72人いる同期のうち60人が技術職で、配属も業務内容も人それぞれなので興味深いです。

MPECを選んだ理由

大学での学びが仕事につながるうれしさ

元々物理が好きで、高校の文理選択では迷わず理系を選びました。ロボットが二足歩行をしているのを見た時に「かっこいいな」と思ったことがきっかけで、大学では機械系に進むことにしました。そこでエネルギー機械工学について学んだこともあり、就職活動ではその知識を活かせる業界を中心に検討しました。MPECに惹かれた理由は、生活を支えるインフラを扱っていることです。面接では火力発電所関連の仕事がしたいと伝えたところ、念願が叶って発電システム試験課に配属されました。
エネルギーに関する基礎知識があるとはいえ、勉強したのは発電の仕組みや計算式といった理論のみで、実務に用いる図面の知識はまったくありませんでした。今は大学での学びをベースとして、実務に必要な知識を現場で一から習得する日々です。

あなたにとって
“やりがい”とは

自ら答えを導き出せた時の喜び

制御盤の故障や不具合の要因は様々ですが、図面を見直すことでその理由を初めて発見できた時はうれしかったです。それまでは想定通りに動かなくても、先輩に質問することしかできませんでした。今はまだ三菱電機の工場内での試験作業しか担当していませんが、今後発電所の現場に出た際にも自ら答えを導き出すことができれば大きなやりがいにつながると思います。
半年働いてきて感じるのは、MPECの社員のほかにも請負会社の方など、多方面のプロフェッショナルが現場に集まっているということ。先輩方から日々学ぶことばかりです。
三菱電機の工場内での実務のほか、MPECでは研修講座も充実しています。興味のあるジャンルを座学で学んだ上で、現場で実践する。このサイクルを通じてスキルアップできる環境です。

これからの目標を
教えてください

自分も“先輩たちのような先輩”になりたい

はるか先を走っている先輩方に、少しでも早く追いつきたい。これが当面の目標です。所属を問わず、一緒に仕事をしている方たちは“全員が先生”という気持ちで、常に何かを学びとろうと仕事に取り組んでいます。
半年後には後輩たちが入社してきます。先輩方がしてくださったように、自分も後輩にわかりやすく説明ができるようになりたいです。私自身、入社してから新たに学ぶことばかりなので「わからない人の気持ち」がわかります。新人に近い目線で後輩たちに指導することで、同時に自らの成長につながればと思っています。
実はエンジニアリング本部は、営業部門がない本部なのです。技術者が直接お客様と折衝する機会も多いと聞いているので、コミュニケーション能力を高めていきたいと思います。

先輩からのメッセージ

女性技術者の仲間よ集まれ!

エネルギー分野の技術職に女性は珍しいという話を度々耳にしますが、実際に半年経験してみて、女性でも活躍できる環境だと感じています。同期の技術職60人の中で女性は私含めて2人だけですが、これからもっと仲間が増えたらうれしいですね。
職場の雰囲気も、とてもいいです。私は割と自分からどんどん質問してしまう性格なのですが、あまり言い出せないタイプの人にも、基礎から優しく教える風土があります。その意味では、どんな方でも臆することなく自然にコミュニケーションをとって、自らのスキルを伸ばしていける会社ではないでしょうか。
様々な仲間と協力して、社会を支える仕事です。少しでも興味が湧いた方は、ぜひ門を叩いてみてください。

1⽇のスケジュール

エンジニアリング本部 発電・産業システム事業所 発電技術部 発電システム試験課 丸山 千穂
  1. 出社、朝礼
  2. 作業メンバーでKY(危険予知)
  3. 構内の工場にて試験作業
  4. 昼休み
  5. 試験作業
  6. 片付け
  7. 退社

オフタイムの過ごし⽅

中学・高校時代はテニス部に所属していました。
そのため、夏になると毎年真っ黒に日焼けしていました。
あんなに日焼けすることはもうないだろうと思っています。

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