三菱電機への出向で、業務の上流を経験

あなたの今の仕事は？

長期的な視野を持ち、公共インフラとしての最適な設備を提案

私は21年4月から、三菱電機の関西支社に出向しています。お客様としては官公庁及び地方自治体で、水処理施設で使用される電気設備に関する営業業務に携わっております。「こんな機能を実現したい」、「こんな運用体制で管理していきたい」といったご要望に対し、社内関係部門と検討の上、お客様にとって最適な製品やシステムの提案、販売をしています。納入した設備によっては30年間以上も運用されるため、責任は重大です。
MPECは納入された設備の保守や維持管理を担うのに対し、三菱電機はその前段階の「納入」の部分を担うという違いがあります。出向は、両方の役割を経験することで、納入から維持管理までの事業サイクルの一貫した流れを把握できるようになるという意味では、良い学びの機会にもなります。

転職をしてよかったこと

子どもに「社会を守る仕事をしているんだよ」と伝えたい

前職は、建物用の配管などに用いる「継手」メーカーの営業です。しかし、もともと建設やインフラに携わりたいという思いがあったこともあり、部品単体を扱う企業ではなく、30歳になる前に「もう少し規模の大きな仕事をしたい」と考えるようになりました。ちょうど子どもが生まれた時期ということもあり、将来「お父さんはインフラを守る仕事をしているんだよ」と言えたらかっこいいかなという気持ちもありました。今では公共事業にも携われているので、とても満足しています。
他に転職して良かった点は、プライベートの充実です。土日もゆっくり休めていますし、長期休暇も取れるようになりました。やりがいのある仕事に就きつつ、家族と一緒に過ごせる時間も増えたので、転職という判断は大正解だったと感じています。

あなたにとって
”やりがい”とは

難しい仕事ほど、達成感もひとしおに

出向する前の話になりますが、設備の不具合で緊急対応した際にお客様から「ありがとう」という言葉をいただくことがありました。やはりインフラを守るMPECの役割は「万が一」の事故を防ぐためのものなので、そこで評価をいただけると嬉しくなります。
現在の提案の仕事ですと、お客様からの難しい要望や仕様をとりまとめ、それが採用された時には大きなやりがいを感じます。提案というと一般的には他社との差別化が大事になりますが、官公庁や自治体のお客様の場合、公平性の観点から、自社だけが有利になるような独自仕様はあまり好まれません。自社を選んでいただくためには優位性が必要ですが、オリジナルすぎると避けられてしまう。そんなジレンマの中で、お客様の要望を汲み取り、満足いただける仕様をご提案し、受注に至った時には達成感がありますね。

これからの目標を
教えてください

出向での経験を、後進の育成に活かしたい

仕事もプライベートも充実させつつ、管理職を目指したいと思っています。今はまだ自分の仕事をこなすことに精一杯ですが、ゆくゆくは後進の育成にも携わりたいですし、会社全体のことをもっとよく知っていきたいとも考えています。そのためにも、三菱電機に出向している間に、少しでも業務の全体像を理解し、人間関係も作っておきたいです。
MPECに帰任した時には三菱電機での経験を同僚や後輩に伝えていきたいですし、他の社員が出向する際の道筋をつけるような役割も果たしたいです。そう考えると、自分だからこそできることはたくさんあるなと思います。今は目の前の仕事で精一杯ではありますが、将来のキャリアプランも見据えて日々の業務に取り組んでいきたいです。

MPECに転職を考えている人
へのメッセージ

自分らしい営業スタイルでお客様に貢献する

転職活動をしていた頃の私も含め、入社前から業務に対する明確なイメージを持っている方は多くはないと思います。入社後にしっかりと周囲の方々からサポートをしていただけるのでご安心ください。キャリアを問わず、仕事に意欲的な方であれば、ぜひ一緒に働きたいと思います。
加えてMPECのいいところは、自分なりの営業スタイルをある程度柔軟に受け入れてくれる点です。一言で「営業」といっても仕事の進め方は人それぞれですし、快活な人柄で仕事を進める人もいれば、ロジカルにそつなく行動することで相手との信頼を築く人もいます。相手に寄りそうことができて、人に気を配れる方であれば、活き活きと働ける職場です。