防災の要、「非常用発電機」を守り抜くために

あなたの今の仕事は？

災害が相手でも、設備を動かし続ける

私が担当しているのは、停電時に防災設備などの重要な設備がストップしないよう電気の供給を維持する「非常用発電機」の点検です。この装置は主にビルや工場、病院などの施設に設置されていて、停電が起きても発電機による電気の供給で設備を稼働させられるようになっています。私の役目は、緊急時に非常用発電機がきちんと作動するように、点検や整備を行うことです。いざという時に設備が機能しなければ大きな損害が出てしまうので、責任は大きいですがやりがいはありますね。
定期的に点検を行うこともあれば、突発的なトラブル対応を行うこともあり、施設やお客様によって様々です。障害が発生しないように保全するのが私たちの仕事ですが、台風や地震が発生すると、不具合を避けられないこともあります。その時にどれだけ迅速に対応できるかが勝負です。

転職をしてよかったこと

きっかけは、「何か一つでも変化を起こそう」

2015年に転職して、MPECには8年ほど勤めています。前職は製パンの大手メーカーの社員をしていました。労働環境はシビアで、正直なところ仕事にあまりやりがいを感じられませんでした。「悩んでばかりいては始まらない。何か一つでも変化を起こそう」と、転職活動を始めることにしたのです。
MPECを知ったきっかけは、リクルーターからの提案でした。当初に抱いたイメージは「インフラ設備を支える仕事はやりがいがありそうだ」といった漠然としたものでした。むしろ入社の決め手となったのは、面接時の雰囲気の良さや福利厚生の充実ぶりです。仕事の面白さには入社してから気付きました。そういう意味では、自分に合った仕事に出会えたのはラッキーだったのかもしれません。

あなたにとって
”やりがい”とは

誰かの助けになる実感が持てること

お客様に「藤野さんに来てもらえると助かります」と言ってもらえると、やはりうれしいです。特に、お客様からの質問にその場で答えられたときには、普段の勉強が報われたなと思えます。更なる勉強のためのモチベーションにも繋がります。
インフラの仕事なので、「社会を支えている」というやりがいも大きいです。その分プレッシャーもありますが、大変な時でも不思議と「辛い」とは思わないのです。「自分ががんばった分、誰かの助けになる」という実感がしっかりあるからなのでしょうね。規模が大きい施設での仕事はやることも多いですが、全部やり切った後のビールはとてもおいしいです。

これからの目標を
教えてください

「わからないことがない」人になること

今後はもっと電気の知識を深めたいです。お客様からのどんな疑問にも答えられるようになりたいですし、最終的には「わからないことがない」人になれたらなと思います。もちろん100％は難しいですが、できるだけそこに近づきたいという気持ちです。
そのために、自分がまだ詳しくない分野の経験を積みたいです。例えば課内には事業用発電機、自家用発電機、非常用発電機の3つのグループがあり、私は非常用発電機をメインで担当しています。たまに他グループのサポートに行くこともあるのですが、他の領域についてはまだ自分が担当者になれるほどの知識は持てていません。今後は事業用発電機や自家用発電機についても、自分が担当できるぐらいに理解を深めていきたいです。

MPECに転職を考えている人
へのメッセージ

学べば学ぶほど伸びる環境

自分自身も異業種からの転職ですし、入社前の知識や経験はそこまで重要ではないと思っています。それよりも大事なことはやる気です。学べる環境やサポート体制はしっかり整っているので、自ら学ぶ姿勢がある人がどんどん伸びていく職場だと思います。
今の環境は本当に恵まれていると感じます。もちろん仕事上意見がぶつかることはありますが、お客様も上司も先輩も、みなさん尊敬できる方ばかりです。入社当時は特に、「周りの方からもらったものをしっかり返そう」という気持ちが仕事のモチベーションになっていました。経験者でも新卒でも、その意識を持って能動的に動ける人にとっては、やりがいのある楽しい仕事だと思います。