ここから本文

保守・エンジニアリング情報

自動超音波探傷検査システム

非破壊による全数検査で品質管理に貢献します。
概要 特長 システム内容 導入メリット

概要

超音波探傷システムは電子ビーム加工機・レーザビーム加工機の溶接品質(溶接深さ・目外れ・ブローホール・割れ)を自動で全数検査するためのものです。
目視では確認できない内部欠陥を非破壊で検出することができます。

超音波探傷の原理

超音波探傷の原理
1. 探傷器の送信部からパルス信号を発生。
2. パルス信号を探触子内部の振動子に加えると振動子が伸縮し超音波が発生。
3. 発生した超音波は接触媒質(水・油など)を介して被検材内部へ伝搬。
4. 伝搬した超音波は材質の境界面で反射。
5. 反射してきた超音波が探触子の振動子に当たると超音波の強さに比例した高周波電圧を発生。
6. 高周波電圧を探傷器の受信部を経由してモニタ表示させる。
7. 送信された超音波が受信されるまでの時間と受信された超音波の大きさにより判定。

特長

1 電子ビーム加工機・レーザビーム加工機の溶接品質(溶接深さ・目外れ・ブローホール・割れ)を自動で全数検査できます。
2 非破壊での自動検査を短時間で実施できるため、生産ラインに導入し全数検査が可能です。
3 検査毎に結果データを保存する事ができます。
4 多品種の探傷及び最大4箇所の連続探傷が可能です。
5 探傷条件、画面、結果をCFに保存でき、パソコンにて表示、加工が可能です。
6 アプリケーションソフトを、お客様の用途に合った仕様に変更も可能です。

システム内容

ハードウェア構成

ハードウェア構成
制御盤
主な特長
1. 履歴管理機能
2. シーケンサ・パソコンとのデータ通信
3. わかりやすい結果表示
4. CFカードスロット搭載
5. 探傷機能
・最小探傷時間:0.8(s)
・最大4箇所の連続探傷が可能
・最大15条件の自動探傷が可能
・Sエコートラッキング機能
・自動感度校正機能
・スキップ探傷機能(最大20スキップ)
主な検査対象
1. 電子ビーム溶接部品
A/T部品・M/Tギヤー・ターボチャージャー・デフケースなど
2. 摩擦圧接部検査
3. 焼結部品のロウ付け部検査
4. 素材検査
ブローホール・割れ・異物混入など

探傷検査方法(斜角探傷の場合)

探傷検査方法(斜角探傷の場合)

探傷器UI-180N 結果画面
探傷器UI-180N
結果画面

導入メリット

1 非破壊による全数検査を実施することにより、製品の品質確保・向上につながります。
2 履歴管理機能を用いることにより、不具合発生品の事後確認、原因究明に役立てられます。
3 従来品に比べ探傷検査時間、信頼性が向上します。